ナショナルズがカブスに劇的逆転勝利、本塁打攻勢で対戦成績1勝1敗に戻す
8回にハーパーが同点2ラン、ジマーマンが決勝3点弾で一気に加勢
ナショナルズが7日(日本時間8日)、本拠地で行われたカブスとの地区シリーズ第2戦で劇的逆転勝利を飾った。2点を追う8回にハーパーとジマーマンの2本塁打で一気に逆転に成功。真っ赤に染まった本拠球場が大いに沸く中、対戦成績を1勝1敗の5分に戻した。
敗戦色が濃厚となった8回。役者が魅せた。1-3と2点を追う展開の中、1死一塁で打席に立ったのは、主砲ハーパー。カブス3番手エドワーズJr.と対峙すると、カウント3-1から5球目カーブをフルスイングすると、打球は大きな個を描きながら、地元ファンが絶叫する右翼席に飛び込む同点弾となった。レンドンが四球、マーフィーが左前打で、なおも1死一、二塁とすると、今度はジマーマンが変わり端の4番手モンゴメリーの2球目を左翼席最前列に飛び込む決勝3ランとし、一気に逆転に成功した。
初回にレンドンのソロ弾で先制しながら、その後、打線はカブス先発レスターの前に沈黙。ナショナルズ先発のゴンザレスは2回にコントレラスに同点ソロを許し、4回にはビデオ判定の末、リゾに勝ち越し2ランを許していたが、最後の最後で打線が奮起した。
これで対戦成績を1勝1敗としたナショナルズは、9日(同10日)から敵地シカゴに乗り込んで第3戦を戦う。
(Full-Count編集部)