望みつないだ田中将大、第5戦までもつれれば救援登板も 指揮官が示唆

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

第3戦での快投に絶賛の嵐、第5戦の救援登板へ「彼と話し合いたい」

 ヤンキースの田中将大投手は8日(日本時間9日)の地区シリーズ第3戦で、リーグ最高勝率のインディアンス相手に7回3安打無失点7奪三振1四球と快投した。自身、ポストシーズン初白星は、2連敗で王手をかけられて本拠地に戻ってきたチームを救う貴重な1勝に。チームメート、ファン、地元メディアからは絶賛の嵐が巻きこった。

 ヤンキースは9日(同10日)の第4戦にも勝つことが出来れば、2勝2敗と“逆王手”をかけ、再び敵地に舞台を移す11日(同12)の第5戦に突破をかけることになる。ジョー・ジラルディ監督は第4戦の試合前、最終戦で田中を救援登板させることについて、「話し合いたい」と明言。楽天を日本一に導いた2013年のように、救援でも相手を圧倒する田中が見られるかもしれない。

 敵地での2試合を落としたヤンキース。第2戦ではまずい采配などもあり、5点差を逆転されたが、窮地で田中が快投したことで、指揮官も救われる形となった。そして、大逆転での地区シリーズ突破を果たすため、“奥の手”も考え始めているという。

 先発登板から中2日となる第5戦で田中を救援登板させるかについて聞かれたジラルディ監督は、策を明かした。

「私が間違っていなければ、日本のプレーオフで投げているはずだ」 

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