望みつないだ田中将大、第5戦までもつれれば救援登板も 指揮官が示唆

「私が間違っていなければ、日本のプレーオフで投げているはずだ」 

「それはまさに決断を下す前に、彼と話し合いたいところなんだ。彼がかつてそれ(救援登板)をしたことがあることを知っている。私が間違っていなければ、日本のプレーオフで投げているはずだ。

 彼には経験があるが、状態を確認したい。彼にとって、それが重要なことだ。一つ言えるのは、(先発ではなく)ブルペンから彼を使うことになるだろう。しかし、あの男がいい状態と感じずに、球質が水準に達していなければ、あまり意味がない。5戦目に挑むころには、彼の状態を確認する」

 2勝2敗で第5戦を迎えることになれば、一発勝負のワイルドカードゲームと同じように、総力戦となる。次のことを考えて負けたら何の意味もない。田中の大一番での絶大な勝負強さを目の当たりにした指揮官が、どんな形でも起用したいと考えるのは当然かもしれない。

 田中は楽天時代の2013年、リーグ優勝を決める最終回のマウンドに上がっただけでなく、CS、日本シリーズでも胴上げ投手となった。ヤンキースには守護神チャプマンがいるため、そこにつなぐ役割を任させる可能性は十分にありそうだ。

 第4戦を取れれば、第5戦はかつてのエース左腕サバシアが先発予定だという。もちろん、すべては田中の状態次第だが、ブルペンにエースが控えていれば、これほど心強いことはないだろう。

(Full-Count編集部)

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