ダルビッシュの“速球攻め”に脱帽 敗退の敵将「卓越したボールを持っている」

ダルビッシュの“速球攻め”に脱帽「我々に大きな困難を与えた」

 ロブロ監督は試合後の記者会見で悔しさを押し殺し、脱帽した。前回、チェイス・フィールドでダルビッシュが先発したのは8月10日。実際には5回5安打2失点で勝利投手となっていたが、この日はさらなる好投を見せつけられた。

「彼はゲームプランを少し変えてきたし、それは多くの信頼に価する。彼はたくさんファストボールを投げてきた。我々が予想以上に鍵となる局面で重要な打者にファストボールを投げてきたんだ」

 変化球だけではなく、ファストボールを中心にゴールドシュミットやJ・D・マルティネスといった相手の主軸を攻め立てたダルビッシュ。これはDバックス打撃陣にとっては予想外のゲームプランだったという。

「彼は自分のボールを信じていた。3種類のボールで仕留められた。卓越したボールを持っている。彼は今夜、我々に大きな困難を与えたんだ」

 ダルビッシュの74球に敵将は脱帽するしかなかった。リーグ優勝決定シリーズでも、相手をねじ伏せるピッチングに期待したいところだ。

(Full-Count編集部)

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