鷹柳田にとって「大事な数字」 イチロー、松中に並ぶ3年連続最高出塁率の栄冠

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

3年年連続で最高出塁率のタイトル獲得

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、イチロー、松中信彦に並ぶ3年連続の最高出塁率の栄冠に輝いた。10日、パ・リーグの全日程が終了し、出塁率.426で2015年から3年連続の最高出塁率のタイトルを獲得。右脇腹の肉離れでリハビリ中の柳田は球団を通じて「バッティングでどれだけチームに貢献出来たかが計れる大事な数字だと考えていますし、3年連続の獲得ということもあり、素直に嬉しく思っています」とコメントした。

 今季は、右脇腹を負傷して離脱するまで130試合に出場し、打率.310、31本塁打、99打点と堂々たる成績を残してきた柳田。一時は、打率、本塁打、打点の打撃主要3部門すべてでトップに立ち、3冠王の可能性もあったが、打率は西武・秋山、本塁打と打点はチームメートのデスパイネに譲る形となった。

 だが、安打と四死球で出塁し、チームへの貢献に直結する出塁率は、柳田にとっては重要視する数字で「出塁率は自分の中で上げていけるやりがいもあって、長打率と併せていつも意識していました。来年も再来年もトップを獲れるように頑張っていきたいです」とコメント。OPSは12球団で唯一、1を超える1.016の数字を残している。

パでは過去に3人のみ

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