決戦を前に西武、楽天の4選手が闘志、秋山「とてつもない緊張に襲われる」
楽天嶋は西武打線を警戒「いろいろな攻撃パターンができる」
10月14日から始まる「2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ パ」へ向けた共同記者会見が、13日にメットライフドームで行われ、浅村栄斗、秋山翔吾(ともに西武)、嶋基宏、銀次(ともに楽天)の4人が出席した。
浅村、嶋の両主将は、それぞれ「楽天は、先発、中継ぎ、後ろの投手も良いですし、バッター陣も、良いバッターが多いので、総合的に良いチームだと思います。簡単に勝てるチームではないので、1球1球大事に勝負していきたいと思っています」(浅村)、「西武打線は、足を使ってかき乱したり、ホームランを打てる打者も揃っていて、いろんな攻撃パターンができる。キャッチャーとしては、いろんなところに気を使わないといけない。バッテリーで最少失点に凌いで、勝機を見出したい」(嶋)と、互いの印象を語り、健闘を誓い合った。
また、首位打者と最多安打のタイトルを獲得した秋山が、「リーグ戦とは違う緊張感の中でやれる喜びもあります。とてつもない緊張に襲われると思いますが、チーム一丸となって上に上がっていきたいと思っています」と意気込めば、銀次も「とにかく気持ちが大事」。チームワークの良さ、勝利への執念を賭けた、熱い戦いが見られることは間違いない。
(上岡真里江 / Marie Kamioka)