NYファンは力投の田中将大を擁護「役割を全う」打線に怒り「全く打てない」
ファンから為す術ない打戦に対する怒りの声が上がる
15年ワイルドカードゲームでアストロズ戦に先発した時も、田中は打線の援護を受けられず、ソロ弾2発で2失点。ヤンキースは0-3で敗れ、敗戦投手となっていた。インディアンスとの地区シリーズ第3戦も援護はバードのソロ弾のみ。ポストシーズンに登板した3試合は、いずれも打線の援護に恵まれない。
カイケルが快投したとは言え、為す術がなかった打線に対する怒りの声も上がっていた。
「タナカは屈指の最強打線を相手にファンタスティックな試合を見せたカイケルがヤンキースを手玉にとっているだけ。我々は全く打てない」
「マサ、いい試合だったよ。バードはひどい走塁で、アウトになりに(本塁へ)突っ込んだ。ジャッジとゲイリー(サンチェス)は引っ切りなしの変化球に対応できていない」
「なんでみんなバウンドしたボールを振ってるんだ? 今頃10四球だよ!! 辛抱しろ」
「打線が終わってる」
「(タナカの)独力では無理だ。攻撃が必要だ」
「バッターが足首辺りのボールを振るのをやめてくれると助かるんだが」
今季は好不調の波の激しさから、たびたび辛辣なヤンキースファンの批判を受けた田中。この日は打線の援護を受けられず惜敗となったが、ポストシーズンでの力投で、すっかりファンからの信頼を取り戻した様子だ。
(Full-Count編集部)