数字で占うパCS第2戦 西武・十亀&楽天・岸先発、両軍打線のキーマンは?
ファーストS初戦は西武が大勝
14日に幕を開けた「2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ(CS)パ」ファーストステージ。初戦は則本投手を打ち崩し、エース・菊池投手が5安打完封を決めた埼玉西武が、楽天に10-0で快勝。福岡ソフトバンクが待つファイナルステージ進出へ王手をかけた。この1勝分、埼玉西武が有利な立場になったが、ここでは15日の予告先発や両チームの対戦成績などをもとに、2戦目の試合展開を占う。
【今季のレギュラーシーズンの対戦成績】
〇埼玉西武
25試合16勝8敗1分、130得点、87失点、打率.271、防御率3.07
メットライフドーム楽天戦
13試合9勝4敗、打率.281、防御率2.70
〇楽天
25試合8勝16敗1分、87得点、130失点、打率.235、防御率4.46
メットライフドーム埼玉西武戦
13試合4勝9敗、打率.223、防御率5.30
今季の通算対戦成績は16勝8敗1分で埼玉西武が8つの勝ち越し。メットライフドームでの対戦成績は9勝4敗とこちらも埼玉西武の勝ち越し。この数字が示す相性の通りに、クライマックスファーストステージ初戦は埼玉西武に軍配が上がった。
【10月15日の予告先発 今季のレギュラーシーズンの対戦成績】
〇埼玉西武・十亀投手
対楽天5試合3勝1敗30回1/3、8失点(自責6) 防御率1.78
〇楽天・岸投手
対埼玉西武 3試合2勝1敗22回、6失点 防御率2.45
十亀は楽天に対して、圧倒的な相性の良さを誇る菊池に次ぐ好成績を残している。自身の今季最終戦となった10月2日の楽天戦では、息詰まる投手戦に敗れて1敗を喫したものの、打線の援護を信じて普段通り投げることができれば結果は付いてくるだろう。一方の岸は、楽天の先発陣の中では最も埼玉西武と相性が良い。これまで培った大舞台での経験も活かして、古巣を相手に快投を披露したいところだ。