数字で占うパCS第2戦 西武・十亀&楽天・岸先発、両軍打線のキーマンは?
両軍打線のキーマンは?
【対岸のキーマン】
秋山 10打数3安打1本塁打 打率.300
【対十亀のキーマン】
銀次 14打数6安打 打率.429
岡島 10打数3安打 打率.300
島内 11打数3安打1本塁打 打率.273
埼玉西武は、今季首位打者と最多安打の2冠に輝いた秋山がキーマン。長く同じチームで戦っていた経験が活かされているのかもしれない。主に1番打者を務める秋山には、とにかく出塁し、あるいは粘って球種を見極め、いい形で後ろにつなぐ役割が求められる。好投手同士の投げ合いは投手戦になる可能性が高いため、わずかな得点機を逃さず、まずはどんな形でも先制点をもぎ取ることを優先したい。
楽天は、初戦でも1安打ずつを放った銀次と島内、そして岡島がキーマンだ。いずれも長打というよりはバットコントロールを活かした巧打が持ち味。特に銀次はリーグ2位の得点圏打率.369を誇り、初戦の前には菊池にも警戒されていた。粘りと勝負強さを武器に、外国人選手が持つ一発の力を後押ししたい。
初戦は投打に精彩を欠き、完敗を喫した楽天。パ・リーグはクライマックスシリーズ導入後、ファーストステージ初戦をものにしたチームがファイナルステージに進出している。初戦の悔しい敗戦を糧にして、そのジンクスを覆すことができるだろうか。一方の埼玉西武は、「炎獅子」の勢いそのままに初戦をものにした。このいい流れに乗って、一気にファイナルステージ進出を決めることができるだろうか。