昨季世界一の敵将、快投ダルビッシュに脱帽「称賛するよ。本当にいい球だった」
ダルビッシュを攻略できずドジャースに3連敗、崖っぷちに立たされたカブス
昨季、108年ぶりにカブスをワールドシリーズ制覇へと導いたジョー・マドン監督がダルビッシュ有投手の快投に脱帽した。カブスの本拠地に会場を移して行わられたナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦。カブスはドジャース先発のダルビッシュから初回に1点を奪ったものの、その後が続かず、1-6と逆転負けを喫した。日本人右腕に抑え込まれた形のマドン監督は試合後の記者会見で「称賛するよ。彼は本当にいい球だった」と素直に負けを認めた。
初回が右腕攻略の最大のチャンスだった。1死走者なしからシュワーバーが先制ソロ。さらにブライアント、コントレラスのヒットで2死一、二塁の好機を迎えたが、6番ジェイが見逃し三振に倒れ、追加点はならなかった。
その後はドジャース打線に逆転を許し敗戦。5点を追う9回は救援のストリップリングを攻めてアビラ、アルモラの連打で無死二、三塁と好機を迎えたが、ここでマウンドに上がった守護神ジャンセンの前にラッセル、ラステラ、ハップと凡退。ドジャースの前に3連敗を喫し、崖っぷちに立たされた。
試合後、記者会見に登場したマドン監督は7回途中を6安打7奪三振1失点と好投したダルビッシュを素直に称えた。