沖縄出身ロバーツ監督、亡き父に捧げるリーグ制覇 WS初戦先発はカーショー

ワールドシリーズ初戦も最強左腕が“開幕投手”「クレイトンが初戦で先発することは保証できる」

 今年3月に68歳で他界した父親のウェイモンさんはかつて米国海軍に従事。日本で夫人の栄子さんと出会い、ロバーツ監督は1972年に沖縄で生まれた。昨年、世界一の栄光を捧げることができなかった父親が天国から見守っていてくれたと、指揮官は確信していた。

 シャンパンファイトで祝杯を味わった指揮官だが、記者会見の最後ではヤンキースかアストロズと戦うワールドシリーズに視線を向けている。

「クレイトンは第1戦で先発するだろう。その後のローテーションについては、今後話し合うことになる。しかし、我々はクレイトンが初戦で先発することは保証できる」

 力投のチームリーダーに全幅の信頼を寄せたロバーツ監督。カブスとの第3戦で圧巻のピッチングを見せたダルビッシュのWSでの出番は第2戦目以降になりそうだ。

(Full-Count編集部)

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