ソフトB和田、楽天則本ともに好相性 数字で占うCSファイナル第3戦

則本と相性の良いソフトBの打者は…

【対和田のキーマン】
・アマダー:2打数1安打 打率.500
・藤田:2打数1安打 打率.500

【対則本のキーマン】
・高田:12打数4安打1本塁打 打率.333
・甲斐:11打数3安打 打率.273
・内川:7打数4安打 打率.571

 対戦機会が少ないが、和田投手との対戦で安打を放っているのは、アマダーと藤田。アマダーのような外国人選手が持つ一発と、藤田のような器用な選手が駆使する小技の融合が、楽天の強みだ。エース対決ではロースコアのゲームが予想される。わずかな好機を逃さず、豪快にあるいは泥臭く決勝点をもぎ取りたい。

 一方、則本に相性が良いのは、高田と甲斐と内川。内川選手以外は長打力を誇るタイプの打者ではないが、ファイナルステージにおける福岡ソフトバンクは2試合ともソロによる得点しか挙げられておらず、その一発はいずれも勝利につながらなかった。前の2試合とは異なる攻め方を駆使しながら、攻撃からの良い流れを呼び込みたい。

 クライマックスシリーズファイナルステージ第2戦は、初戦に引き続いて、鉄壁の救援陣を誇る楽天が僅差のゲームを制した。これで楽天が2勝1敗の勝ち越し。20日の第3戦では挑戦者・楽天が速やかに王手をかけるのか。それとも、王者・福岡ソフトバンクが意地を見せるのか。レギュラーシーズンとは一線を画した緊張感の中で繰り広げられる試合からは、片時も目が離せない。

【動画】頼れるキャプテン・内川の2試合連続弾!

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