名打者も田中将大を絶賛 Aロッド「ヤ軍代表する選手」、オルティス「凄い男」
「もの凄い男」「この大舞台で素晴らしい活躍」
○オルティス
「タナカとは何度も対戦したことがある。もの凄い男だ。彼の直近数試合を見たが、ファーストボールも94~95マイル(約151?153キロ)まで戻っていた。そしてスライダーだ。今夜はたくさんのスライダーを投げていた。ここ最近の彼の登板を見れば、今日みたいなピッチングを彼がするのはわかるだろう。ほらねって感じさ」
「タナカに関してもう一つ付け加えると、彼は普段とても静かで冷静な男だ。だが、今日の彼はとても準備ができていたと思う。だからこそ、あんなに感情むき出しだったんだ」
○ヘルナンデス
「数字が物語っているよ。7回で被安打3、1四死球、無失点。滑り出しを見たときは、スライダーが若干フラットかなと思ったが、良いピッチャーと対戦するときは序盤に打たないと彼らはリズムを立て直し、輝きを放ち始める。タナカの投球はまさにそれだった。この大舞台で素晴らしい活躍だ」
○トーマス
「彼は低めに良くコントロールしていた。スプリットが効果的で、スライダーも低めにきていた。彼はとてもエキサイトしていた。感情むき出しで、ピッチングに表れていた。CC(サバシア)がこの間やっていたのと同じで、まさに快投だったよ」
まさに絶賛の嵐。2014年に田中との初対戦で本塁打を放っているオルティス氏も「ものすごい男」とその実力を認めている。
抜群の安定感を見せた昨季から一転して、今季は好不調の波が激しいシーズンを送っていたが、ポストシーズンでの快投で評価はうなぎ登り。特に、ニューヨークでは10月のパフォーマンスが重視されるだけに、ファンからも絶賛を浴びている。
大舞台になればなるほど、その力を発揮する右腕。その勝負強さは、日本時代から絶大。メジャーでも本領を発揮する田中に、名打者たちも脱帽していた。
(Full-Count編集部)