タイガース新監督にガーデンハイアー氏就任、来季から3年契約

タイガースの監督に就任するロン・ガーデンハイアー【写真:Getty Images】
タイガースの監督に就任するロン・ガーデンハイアー【写真:Getty Images】

同地区ツインズで15シーズン指揮、今季はDバックスでベンチコーチ

 MLBデトロイト・タイガースは20日(日本時間21日)、ロン・ガーデンハイアー新監督の就任を発表した。任期は2018年から3年。

 今季ア・リーグ中地区最下位に沈んだタイガースは、2014年からチームを率いたブラッド・オースマス監督を解任。チームを再建を目指して、シーズン終了直後から新監督探しを始めていた。

 ガーデンハイアー新監督は、2000年から2014年まで15シーズンにわたり、同地区ライバルのツインズで指揮を揮った。この間、チームは6度地区優勝を飾るなど、プレーオフ出場の常連チームとなっていた。現阪神の西岡剛が2011年にツインズ入りした時の恩師でもある。

 成績不振を理由に2014年シーズンを最後にツインズを離れ、2年は現場から離れていたが、今季はダイヤモンドバックスのベンチコーチに就任。2月に前立腺がんの手術を受けたが、無事に復帰し、チームの躍進に一役買った。若手育成に定評のある指導者で、20日(同21日)に行われた就任会見でも「若手を育てることが好き」と話していた。

 タイガースは2011年から4年連続地区優勝を飾っていたが、最近3シーズンは成績が低迷。プレーオフ進出を逃していた。

(Full-Count編集部)

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