運命の第7戦、ヤンキースは田中将大を温存と監督明言「使わない予定だ」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

前日先発セベリーノと中継ぎで38球のグリーンも投げず

 ヤンキースは21日(日本時間22日)、ワールドシリーズ進出を懸けて、敵地でアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第7戦に臨む。試合前に記者会見に臨んだジラルディ監督は、前日先発したセベリーノと中継ぎで38球を投げたグリーンに加え、「タナカは使わない予定だ」とポストシーズンで快投を続ける日本人右腕を温存する方針を明かした。

 ジラルディ監督は、田中の起用を避ける理由として「体のことを考えると、彼にとっていいことではないと思う」とした。同時に、19日(同20日)の第5戦に先発した田中は、中4日のローテーション通りならば、24日(同25日)のワールドシリーズ初戦に投げられるため、リーグ優勝決定シリーズを勝ち抜けた場合を考慮し、田中の起用を避けるものと思われる。

 延長戦に突入したり、怪我人が続出するなど不測の事態が起きた場合には、緊急登板もあるかもしれないが、田中は第7戦はダグアウトからチームメイトに懸命の声援を送る。

(Full-Count編集部)

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