“小さな巨人”アルトゥーベがWSへ大きな一発、右ソロ弾で2点目を追加
満員の地元ファンから「MVP」の大合唱
アストロズのホセ・アルトゥーベ内野手が21日(日本時間22日)、本拠地で行われているヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズ第7戦で、5回に貴重なソロ弾を放った。
4回裏にギャティスの左中間ソロ弾で1点先制に成功したアストロズ。直後の5回表には、4回まで1安打無失点の快投を続けていた先発モートンが、先頭バードに右翼線へ二塁打を運ばれる。四球と暴投などで1死一、三塁のピンチを迎えるが、フレイザーが三塁へ放った打球を三塁ブレグマンが本塁へ返球。ホームに突入した三塁走者バードをアウトに仕留めた。
無失点で乗り切り、流れを渡さなかったアストロズに追い風を吹かせたのは、“小さな巨人”アルトゥーベだった。1死から打席に立つと、ヤンキース2番手ケンリーがカウント1-1から投じた3球目チェンジアップを捉えた。打球は地元ファンで埋まる右翼席に着弾するソロホームランに。大歓声の客席からは「MVP」のチャントが巻き起こった。
地元ファンの大きな声援を味方につけたアストロズが、悲願のワールドシリーズ進出に向け、着実に点を重ねている。