ロッテ戦力外の田中英祐、京大野球部OBの悲願だった「プロ野球選手の輩出」

1軍では通算2試合の登板に終わった田中

 田中は2013年秋、2014年秋の2回、関西学生野球連盟で投手のベストナインに選ばれている。京大投手として、史上初めて5大学から勝利を挙げ、65試合で380回1/3を投げ8勝31敗、防御率2.25を記録した。

 2014年ドラフトで千葉ロッテから2位指名され入団。1年目のキャンプは2軍でスタートしたが、4月29日の西武戦で1軍デビュー。先発したものの、3回を投げて6被安打、3奪三振、3与四球、自責点5で敗戦投手となった。続いて5月1日の日本ハム戦では、イ・デウンに次ぐ2番手投手として登板するも3回を投げて6被安打、2奪三振、4与四球、自責点4と結果を出せず、2軍落ち。結局、これが田中英祐の1軍での全戦績となった。

【2軍年度別成績】
2015年 9試合2勝3敗 40回 防御率5.43
2016年 1試合0勝0敗 1回 防御率0.00
2017年 3試合1勝0敗 2回1/3 防御率27.00

1軍通算成績 2試合0勝1敗 6回 防御率13.50
2軍通算成績 13試合3勝3敗 43回1/3 防御率6.64

 肘の故障もあって、2軍でも登板数は減っていった。実力を十分に発揮したとは言えないだろう。

 東大出身のプロ野球選手は、引退後、プロ野球界や各方面で活躍している。
田中英祐も、プロ野球での経験を活かして、新しいステージで活躍するのではないか。今後に期待したい。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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