注目浴びる44歳イチローの来季 マーリンズは今週決断か MLB公式サイト特集
どうなるイチローの去就、マーリンズ残留かそれとも…
メジャー17年目のシーズンを終えたイチロー外野手の去就が注目を浴びている。今月22日に44歳を迎えた際は多くの関係者やファンから祝福の声が上がった。イチロー自身は現役続行を見据えており、現在は来季への契約オプションを持つマーリンズの結論を待っている状況だ。
そんな中、MLB公式サイトでも23日(日本時間24日)に「マーリンズは2018年イチローの立場について未決定」との見出しで特集記事を掲載。今週中に何らかの決定がなされる可能性についてレポートした。
記事では「10月1日にマーリンズのシーズンが終了してからイチローはサウス・フロリダに残り、いつも通り汗を流している。イチローにとって、オフシーズンはトレーニングから距離を置く期間ではないのだ。彼はビッグリーグ18年目に向けて準備をしている」とレポート。イチローの現役への意欲を紹介しつつ、「しかし、このベテラン外野手が2018年もマイアミの構想に入るかどうかは不明のままとなっている」と伝えている。
マーリンズは投資家のブルース・シャーマン氏、元ヤンキース主将のデレク・ジーター氏が新オーナーに就任。来季に向けて着々と新体制を築いている。
特集では「ワールドシリーズ終了の4日後までにイチローの球団オプション、200万ドル(約2億2600万円)を行使するかどうか決めなければいけない」と言及。「今週マーリンズでは会合が行われ、新体制がクラブの進むべき方向を決定する。多くの問題が残されている。球団を再建、もしくは核となる選手を残すのかといった課題も含まれている。イチローの去就についても決定があるはずだ」と伝えている。
今月3日に記者会見の臨んだジータ―氏は「いつも言っている通り、大好きなチームメイト」と称えつつも、来季については言葉を濁した。新たな体制となったマーリンズがイチローに対してどのような決断を下すのか。今後の動向が注目される。
(Full-Count編集部)