DeNAが14.5差の3位から史上最大の「下克上」 4連勝で19年ぶり日本S進出

7回に2打席連続となる本塁打を放ったDeNA・筒香の打席詳細
7回に2打席連続となる本塁打を放ったDeNA・筒香の打席詳細

筒香が2打席連続弾、ラミレス監督の積極采配がズバズバと当たる

 DeNAは24日、クライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージ第5戦で広島に9-3で勝利し、4勝2敗(広島の優勝アドバンテージ1勝含む)で1998年以来19年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。先発石田を初回に代えるなど、アレックス・ラミレス監督の大胆策が次々と当たり、終始、試合をリード。筒香の2打席連続弾も飛び出し、快勝した。ペナントレースでは、首位広島に14.5ゲームをつけられて3位だったDeNAが、史上最大の「下克上」でCSを突破した。

 初回、DeNAは先発石田がいきなり2点を失う。その裏、宮崎のソロ弾で1点を返すと、ラミレス監督は2回から三嶋を投入。右腕が3者凡退の快投を見せると、直後の3回にはその三嶋のヒットをきっかけに桑原が逆転2ランを放った。

 4回2死一、二塁の好機では、三嶋の代打として送られたルーキー細川タイムリー。その裏から19日の第2戦で7回128球2失点の力投を見せたドラ1濱口を投入し、3者凡退に抑えると、直後の5回に主砲・筒香の2ランが飛び出し、4点差にリードを広げた。

 6回には三上が新井にソロ弾。しかし、7回に筒香が一岡から2打席連続のソロ弾を放ち、すぐに突き放す。7回はエスコバーが無失点に抑えると、8回に梶谷がジャクソンから2ラン。ダメ押しに一発で試合を決めた。

 8回はパットン、9回は山崎康とつないで勝利。14.5ゲーム差の3位からCS突破。DeNAが史上最大の「下克上」を成し遂げ、ソフトバンクが待つ日本シリーズへ進出した。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY