カーショー圧巻投球、7回わずか83球で驚異の11K 指揮官絶賛「特別な夜」

「投げるべきところに、そして投げたいところにピッチングしていた」

「彼はうまく制球を続け、球速も保っていた。投げるべきところに、そして投げたいところにピッチングしていた。クレイトンにとって特別な夜になった」

 称賛以外の言葉は出てこなかった。

 ドジャースは8回を2番手モロー、9回は最強守護神ジャンセンがパーフェクトに抑えて快勝。カーショーは83球で余力を残して降板することとなった。

 試合後、中4日での登板が濃厚な第5戦のことを考えての采配かと聞かれた指揮官は「続投させることもできたかって? もちろんだ。ただ、ブルペンに継投させた方が気持ち的にもベターかなと思ったんだ」と説明。さらに続投すれば、カーショーは大記録を達成していたかもしれないが、ポストシーズンに入ってから抜群の安定感を見せるブルペンは、第2戦以降で大きな役割を果たすことになる。状態を維持させることは不可欠なだけに、今ポストシーズンで救援投手として快投を続ける前田健太を加えて「ブルペン3本柱」を形成するモロー、ジャンセンをマウンドに上げたようだ。29年ぶりの世界一へ、まさに盤石の戦いぶりとなっている。

 打線も6安打に終わったものの、好調テイラー、主軸ターナーが本塁打を放ち快勝。投打が噛み合い、幸先のいいスタートを切った

(Full-Count編集部)

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