ド軍敗戦も無失点継続の前田健太、PS初被安打で“騒然”!?「パーフェクト終焉」
「ケンタ・マエダがポストシーズンで初安打を許す。それは10月25日のこと」
ドジャース専門メディア「トゥルー・ブルーLA」のエリック・ステフィン記者も「ケンタ・マエダのポストシーズンでのパーフェクトが終焉を迎えた。ジャスティン・バーランダーのノーヒッターが終わりを迎えた後、2人目の打者にて」とツイートしている。バーランダーはこの試合、5回2死でピーダーソンにソロ弾を浴びるまで無安打ピッチングだった。
また、AP通信のグレッグ・ビーチャム記者も「ケンタ・マエダはポストシーズンで打者18人全員を打ち取っていた。6回にカルロス・コレアに先頭打者ヒットを許すまで」とツイッターで速報。 地元紙ロサンゼルス・タイムズのアンディ・マッカロー記者も「ケンタ・マエダがポストシーズンで初安打を許す。それは10月25日のこと」とすぐさま呟いた。
前田は続く元DeNAのグリエルを捕邪飛に打ち取り、左打者のマッキャンを迎えたところで降板。マウンドを降りる背番号18にはドジャースタジアムの超満員の観衆がスタンディングオベーションで力投を称えていた。続く3番手ワトソンはマッキャンを二ゴロ併殺打に仕留め、前田のPS無失点記録は6試合に継続した。初ヒットを浴びただけで騒然となるほど、今の前田は相手を圧倒している。
ドジャースは9回に最強守護神ジャンセンがまさかの同点弾を浴びると、最後は延長11回に力尽きた。ダメージの大きな敗戦で1勝1敗のタイとなり、敵地に舞台を移す27日(同28日)の第3戦はダルビッシュ有投手が先発する。パーフェクトは途切れた前田だが、PSは6回1/3で無失点という圧巻のピッチングを続けている。ポストシーズン新となる連続無失点記録が28イニングで止まったドジャースのブルペンの中で、前田の存在はますます重要になってきそうだ。
(Full-Count編集部)