防御率0.00の前田健太を名投手も絶賛「右打者を支配」「圧巻のスライダー」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

メジャー通算213勝のスモルツ氏「後半戦は信じられない投球を続けている」

 ドジャース前田健太投手が25日(日本時間26日)、本拠地で行われたアストロズとのワールドシリーズ(WS)第2戦に2番手で登板した。チームはWS史上最多の両軍計8本塁打が飛び出す空中戦の末に6-7で惜敗したが、救援として存在感を発揮する右腕は1回1/3を1安打無失点と好投。メジャー通算213勝、154セーブ、3084奪三振をマークし、2015年に米国野球殿堂入りを果たしている右腕ジョン・スモルツ氏は「右打者を支配」「圧巻のスライダー」と称賛している。

 ポストシーズンで圧巻のピッチングを見せている「リリーバー前田」は、往年の名投手の目にも輝いて見えたようだ。

 1点を追う5回。デーブ・ロバーツ監督は5回でわずか60球、1失点の先発左腕リッチ・ヒルを降板させ、背番号18をマウンドに送り込んだ。試合を中継する地元テレビ局「FOXスポーツ」で解説を務めていたスモルツ氏は、ブレーブス時代の1995年にワールドシリーズ制覇も経験している名投手。前田の登場に声を弾ませた。

「ここで興味深い決断ですね。ヒルは60球しか投げていませんが、右腕が登場です。マエダは右打者を支配しています。オールスターブレークから彼は信じられないようなピッチングを続けています」

「右打者相手の奪三振率は42%」―自身もスライダーを武器としたスモルツ氏は称賛

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