7球団競合、単独指名、サプライズ指名…今秋ドラフトの“勝ち組”はどこ?

12球団で唯一重複指名とならなかったDeNA

 ロッテも抽選で清宮を逃したものの、外れ1位で清宮と双璧を為す高校生スラッガーの履正社・安田尚憲内野手を指名。阪神、ソフトバンクとの3球団競合となったが、クジ引きで交渉権を確定させた。2位で、内外野複数のポジションをこなせる好打者であるトヨタ自動車・藤岡裕大内野手を指名。今季貧打にあえいだ中で、上位は評価の高い野手を補充。3位以下で社会人投手3人も加え、2位から6位まで5人が社会人と即戦力重視といった狙いが見えた。

 DeNAは12球団で唯一、重複指名とならずに、立命館大の左腕・東克樹投手の単独指名に成功。今永昇太、濱口遥大に続き3年連続の左腕指名となり、ルーキーイヤーから活躍した2人に続く存在として期待がかかる。2位では、スピードが武器の日本生命の神里和毅外野手を指名して、即戦力野手も加えた。投手5人、捕手と外野手1人ずつ、内野手を2人の全9選手。高校生2人、大学生2人、社会人3人、独立リーグ2人と満遍なく指名した。

 セ・リーグ2連覇中の広島は将来性を見込んだ6人の指名となった。公言していた通り、地元・広陵高の中村奨成捕手を指名。中日と競合となったが、緒方孝市監督が当たりクジを引き当て、球団としては最高の1位指名となったはずだ。2位では高校生投手を指名。熊本工高の山口翔投手は最速152キロを誇る大型右腕だ。最速151キロを誇り、米国人の父を持つ日本文理大のケムナ・ブラッド誠投手を3位で、最速152キロ右腕の中部学院大・平岡敬人投手を6位で指名した。高校生が4人、大学生が2人。投手4人、捕手1人、外野手1人となった。

 ヤクルトは清宮を抽選で外し、九州学院高の村上宗隆捕手を外れ1位で指名。巨人、楽天と3球団競合となったが、抽選で小川淳司新監督がクジを引き当てた。三菱重工広島の大下佑馬投手、岡山商科大の蔵本治孝投手を2、3位で指名したが、印象度としては、そこまでではないか。田嶋を抽選で外した西武は侍ジャパン大学代表の明治大・斎藤大将投手を1位指名。2位で地元・埼玉の花咲徳栄高・西川愛也外野手を指名した。6人のうち、投手4人の指名で、野手に比べて層が薄い投手陣に厚みを持たせる指名。田嶋を逃したのは痛かったが、バランスとしてはまずまずといったところか。

2度以上抽選を外した巨人、阪神、楽天、ソフトバンクは…

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