田中将大、決断が迫る 米メディアが契約破棄を予想「しない理由があるか?」

大谷の移籍先も大胆予想「ヤンキースと契約する」

 もっとも、アレックス・ロドリゲスが2007年シーズン終了後に契約を破棄し、新たに10年契約を結び直した際に、「オプトアウト」すれば引き止めないとヤンキースのフロントが当初明かしていたことも記事では紹介。FAを選んでも、どうなるかは分からないと言えそうだ。MLBの規定により、田中はワールドシリーズ終了から3日以内でオプトアウトの権利を行使するのかどうかを決めることになる。

 また、今オフにもメジャー挑戦に踏み切ると見られている大谷も特集に登場。「ショウヘイ・オオタニはヤンキースと契約する」と、こちらも大胆予想を展開している。

 記事では、「もちろん完璧な憶測」としながら、「彼はメジャーリーグの研ぎ澄まされた競争だけでなく、特にヤンキースに興味を持っていると言われている。私の直感ではオオタニはブロンクスでタナカの代わりに落ち着く」と言及。本当に根拠のない予想となっているが、果たしてどうなるだろうか。

 この他、今季限りで契約が切れるブライアン・キャッシュマンGMについては、「契約延長」を予想。「キャッシュマンがすでにハル・スタインブレナーと良好な関係を築いている事実が、この決断をオフシーズンの中で最も簡単なものにさせる。GMは4年目は球団オプションのついた3年契約を結ぶだろう」としている。さらに大型契約が終了するベテラン左腕について「CC・サバシアは1年1500万ドル(約17億円)で合意する」と指摘。「スターリン・カストロはトレードされる」と正二塁手の放出も予想している。

 一方、同メディアは契約満了となるジョー・ジラルディ監督について「続投」と分析していたが、こちらは退任が発表され、予想が外れる結果となった。

 ヤンキースは来季をどのようなメンバー構成で迎えるのか。その中に、田中、大谷の名前はあるのか。目が離せないオフシーズンになることは確かだ。

(Full-Count編集部)

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