アストロズが6回に先制、スプリンガーが左翼ソロ弾でウッドのノーノー阻止
ウッドは6回2死までノーヒットノーランの快投
アストロズの斬り込み隊長ジョージ・スプリンガー外野手が28日(日本時間29日)、本拠地で行われているドジャースとのワールドシリーズ(WS)第4戦で貴重な先制弾を放った。ドジャース先発ウッドのノーヒットノーランを打ち破る一発で、WS優勝王手に一歩近づいた。
両軍先発が好投を続けたこの日。アストロズ打線はドジャース先発ウッドに6回2死までノーヒットノーランに封じ込まれていた。だが、ここで打席に立ったスプリンガーが沈黙を切り裂いた。カウント3-1からの5球目カーブをフルスイングすると、打球は大きな弧を描きながら左翼スタンド奥にある看板を直撃した。この日、ウッドから放った最初の安打がホームランという衝撃の展開に、球場を埋め尽くした地元ファンは大歓声を上げた。
アストロズ先発モートンは6回を投げ終えて2安打無失点と好投中。このまま1点を守り抜けば、アストロズが球団史上初のワールドシリーズ制覇に王手を掛ける。