痛恨同点被弾の前田健太、6回に走者残して降板もワトソン零封で難を逃れる
5回に2死一、二塁でアルトゥーベに同点3ラン浴びる
ドジャースの前田健太投手が29日(日本時間30日)、敵地で行われているアストロズとのワールドシリーズ(WS)第5戦で2番手として登板。5回にアルトゥーベに同点被弾するなど、2/3回を投げて2安打1四球1奪三振で1失点だった。
一進一退の攻防が続くこの日。先制したドジャースが同点に追いつかれ、再び3点リードした直後の5回だった。先発カーショーが2死から2四球と荒れて降板。2死一、二塁という難しい場面でマウンドを継いだ前田は、アルトゥーベにフルカウントから7球目を中堅スタンドに飛び込む、痛恨の同点弾とされた。
回またぎで6回のマウンドに戻ると、先頭レディックを空振り三振に仕留めたが、続くギャティスに四球。勝ち越しの走者を残した状態で、マウンドを3番手ワトソンに譲った。だが、ワトソンが見事無失点に抑え、同点のまま回を締めくくった。
前田はこの日までポストシーズンでは7試合に登板し、合計9イニングを無失点に抑える快投を披露していた。登板8試合目にして許した失点が、まさかの同点弾。だが、試合は6回を終えて7-7の同点のまま。まだまだ勝負の行方は分からない。
(Full-Count編集部)