スプリンガー捕球ミス挽回の同点弾、コレア2点弾などで一気に3点勝ち越し
興奮した観客が外野に乱入するハプニングも
アストロズが29日(日本時間30日)、本拠地で行われているドジャースとのワールドシリーズ(WS)第5戦で、1点を追う7回にスプリンガーの同点弾から始まる猛攻で3点勝ち越しに成功した。
同点で迎えた7回表、1死一塁の場面で、中堅を守るスプリンガーはベリンジャーの浅いライナーに飛び込んだが捕球できず。記録こそ三塁打になったが、ミスで1点勝ち越しを許してしまった。
その直後、7回裏に先頭で打席に立つと、ドジャース4番手モローの初球をフルスイング。打球は左翼スタンド後方の柱を直撃する特大同点アーチとなった。ブレグマンが中前打で続くと、3番アルトゥーベが左中間へ勝ち越し二塁打。さらに、コレアが左翼への2ランで畳みかけ、4連打で4点を奪って見せた。
途中興奮した観客が二塁後方の外野に乱入するハプニングも起きる中、球団史上初のワールドシリーズ制覇を願うヒューストンのファンは球場が揺れるばかりの大盛り上がりとなった。