史上2位の長時間試合…WS史に残る大熱戦でMLBが翌日の「休養証明書」発行!?
5時間17分の長期戦にMLBが粋な計らい「PSのベースボールは正気の沙汰ではない」
ダルビッシュ有投手、前田健太投手が所属するドジャースは29日(日本時間30日)に行われたアストロズとのワールドシリーズ(WS)敵地第5戦で延長10回の死闘の末に12-13で惜敗した。ワールドシリーズ史上2番目に長い5時間17分の長期戦は現地時間深夜0時30分過ぎに終了したが、MLB公式ツイッターは二転三転の白熱した名勝負に疲弊したファンに粋な計らいを見せている。
ドジャースのカーショー、アストロズのカイケルという両エースが先発した第5戦は息詰まる投手が予想されたが、終わってみれば、両軍で計7本のホームランが乱れ飛ぶ衝撃の乱打戦となった。
ローラーコースターのような展開に心身ともに疲弊したと思われるメジャーファンにMLB公式ツイッターは異例の計らいを見せた。「わかってるよ、ファミリー」というメッセージとともに、添付したのはまさかの休養証明書だった。
「関係者各位」から始まる“公式文書”ではワールドシリーズ第5戦で精神的な疲労から回復できずに、10月30日の職務、学校、公共事業などの休養を申し出る内容となっている。
「ポストシーズンのベースボールは正気の沙汰ではない。みなさんにはわかっていただきたい。状況はおかしなことになっている。我々には1日の休日が必要です。親愛なる、ベースボールツイッター」
証明書はこう結んでいる。返信欄には「MLBありがとう」「明日これを使おう」「ちょうど教授に送信しました」というファンの声が上がる一方、「子供のためにもっと試合開始時間を早めてほしい」という提言も出ていた。