崖っぷちド軍、第6戦は総力戦も…ダルは第7戦先発へ、カーショーと継投も!?

「勝利の方程式」も第5戦で全員が失点、疲労の影響が見えるドジャースブルペン

 ワールドシリーズまで無敵を誇ったドジャースブルペンは、疲労蓄積の影響からか、ついに本来の輝きを失った。前田健太、ブランドン・モロー、ケンリー・ジャンセンという「勝利の方程式」は第5戦で全員が失点。負けたら終わりの第6戦は、第4戦で5回2/3を1失点という力投を見せたアレックス・ウッド投手もブルペンに待機させ、投手総動員で勝利を掴みに行くことになりそうだ。

 そして、第7戦に持ち込めれば、先発ダルビッシュで勝利を掴みに行く。さらに、同じく第6戦は登板しないカーショーも最終戦で投入する可能性もありそうだ。

 2014年のワールドシリーズでは、ジャイアンツのエース左腕バムガーナーが第1戦で7回106球1失点、中4日の第5戦では9回117球無失点の完封と2勝を挙げると、第7戦では1点リードの4回途中から登板し、中2日で5回68球無失点という快投を見せた。チームは3-2で勝利し、セーブを挙げたバムガーナーが“胴上げ投手”に。ジャイアンツのブルペンが不安定だったこともあり、エース左腕は衝撃的な鉄腕ぶりでシリーズMVPに輝いた。

 ドジャースには絶対的守護神ジャンセンらがおり、カーショーも決して万全とは言えない。ただ、ブルペンが不安定になりつつあるのも確か。第6戦の内容次第では、最後の決戦でダルビッシュ→カーショーという超豪華リレーも実現するかもしれない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY