前田健太が咆哮、同点危機で無失点救援、アルトゥーベを三ゴロで危機脱出
1点リードの7回2死一、三塁の危機で因縁打者を打ち取る
ドジャース前田健太投手が31日(日本時間11月1日)、本拠地で行われているアストロズとのワールドシリーズ(WS)第6戦で4番手として登板。
対戦成績2勝3敗で崖っぷちに立たされたドジャースは、3回にスプリンガーのソロ弾で先制を許すも、6回にテイラーのタイムリー二塁打、シーガーの右犠飛で2点を挙げ、逆転に成功する。
その直後の7回、3番手ワトソンが先頭レディックに四球を与え、代打ギャティスを迎えた場面でロバーツ監督は前田を投入した。前田はギャティスをカウント2-2からスライダーで遊ゴロ。先制ソロのスプリンガーをゴロに仕留めたかに見えたが、三遊間に転がった打球に遊撃シーガーが一歩及ばず内野安打となった。
続くブレグマンをセンターフライに打ち取り、2死一、三塁としたところで、打席に迎えたのは首位打者アルトゥーベ。第5戦で同点弾を浴びた因縁の相手をカウント1-2から4球目スライダーで三ゴロに仕留めると、マウンド上で雄叫びを上げた。
前田は7回に代打を送られて降板。1回を1安打無失点、14球(9ストライク)の快投だった。
(Full-Count編集部)