MLB公式サイトが予想 イチローは「ジーター次第」、田中は「残留を選ぶ」

マーリンズ・イチロー(左)とヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
マーリンズ・イチロー(左)とヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

「鍵となるFA選手」に複数の日本人プレーヤー、イチロー契約延長は球団に選択権

 アストロズのワールドシリーズ初制覇で幕を閉じた2017年シーズン。頂上決戦は激戦の連続で、例年以上の盛り上がりを見せたが、選手の移籍の動きが激しいメジャーリーグでは、ストーブリーグからも目が離せない。MLB公式サイトは全30球団の「カギとなるフリーエージェント(FA)選手」を特集。マーリンズが2018年の契約延長オプションを行使するか注目が集まるイチロー外野手、そしてヤンキースとの残り3年の契約を破棄してFAとなれる「オプトアウト」の権利を持つ田中将大投手ら、多くの日本人選手の名前も含まれている。

 マーリンズの「鍵となるFA選手」として、イチローはA・J・エリス捕手、ダスティ・マゴワン投手とともに名前が挙がった。寸評では「不老のイチローは最近44歳になった。マーリンズは将来の殿堂入り選手に対して200万ドル(約2億2800万円)の契約延長オプションを行使するかどうか決断しなかればいけない。イチローは現役続行を望んでいる。しかし、2018年にマイアミで現役続行となるかどうかは、ブルース・シャーマンとデレク・ジーターが率いるグループ次第だ」と分析。新オーナーに就任したヤンキース時代のチームメート、ジーター氏らの決断にかかっている。

 また、ヤンキースではCC・サバシア投手、マット・ホリデイ外野手、トッド・フレイジャー内野手らとともに、オプトアウトの権利を持つ田中の名前もリストに入った。記事では「大きな疑問となっているのはタナカである」としつつ、ヤンキース残留を予想している。

「輝かしいポストシーズン」を送った田中の決断は?

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