イチローと契約更新せず 地元紙は「さらばイチロー」「レジェンドに別れ」

球界の中でも重要なニュースに、「ある決断は他の決断よりも重要である」

 記事では「リーグ全体でオプションが行使されたり、されない時期ではあるが、ある決断は他の決断よりも重要である」と、44歳のベテランに対するオプション行使の球界における重要性を指摘。さらに、今季キャリア最少の136試合の出場に終わったイチローが、来季の開幕ロースターには入れない危険性も存在するという。

 45歳でのロースター入りとなれば、2012年のオマー・ビスケル以来となることに言及しつつ、「もし所属先の模索がうまくいかなかったとしても、何も恥じることはない。彼は未来の殿堂入り選手で、27歳まで日本からメジャーにやってこなかったにもかかわらず、3000本安打以上を記録しているのだ」と偉大なキャリアを紹介している。

 地元紙「マイアミ・ヘラルド」は「さらばイチロー。マイアミはベースボールのレジェンドと別れを告げる」との見出しで特集。イチローの古巣でもある地元紙「シアトル・タイムズ」も「マーリンズはイチロー・スズキの200万ドル(約2億2800万円)のオプションを拒否」との見出しで報じ、スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイティッド」も「マーリンズはヒット・キング、イチロー・スズキとのオプションを行使せず。彼をフリーエージェントにする」と特集している。

 50歳まで現役続行を見据えるイチローは来季、どのチームでプレーすることになるのか。それとも勇姿は見納めとなってしまうのか。米メディアもまたレジェンドの去就に注目している。
 

(Full-Count編集部)

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