注目浴びるイチロー去就　MLB「どこが欲しがる？」の問いに“予想”4000件超

注目大イチロー去就、MLB公式SNSの問いかけに“予想”殺到

　フリーエージェント（FA）となったイチロー外野手の去就が大きな注目を浴びている。マーリンズが3日（日本時間4日）、来季契約オプションを行使しないことを決定。44歳は新たな所属先を模索することになった。これを受け、MLB公式サイトはインスタグラムでイチローの画像と共に「この男がフリーエージェント…どこが彼を欲しがる？」と問いかけると、多くのファンが反応。日本時間21時時点で4000件を超えるコメントが寄せられている。　

　メジャー17年目を終えたイチローは先月22日に44歳となった。50歳までの現役続行を見据えているベテランについては、米地元紙がシーズン終了後もトレーニングを継続する様子をレポート。本人も来季への意欲をのぞかせていた。しかし、元ヤンキースのデレク・ジータ―氏らが買収したマーリンズはチーム改革に着手する中で、ベテラン外野手に対する契約オプションを行使しないことを決定。これを受け、多くの関係者やファンから感謝や惜別の言葉が送られることになった。　

　そんな中、MLB公式サイトがSNSでイチローの今後の去就を問いかけると、多くの“予想”や希望が殺到。メジャー全球団に加え、古巣オリックスなどの名前が挙がり、「彼が引退するシーズンはマリナーズにいるべきだと思う」などメジャーデビューを飾った古巣を推す声も目立った。一方、「引退する時だ」などオファーがないと予想する声もあった。　

　2014年にヤンキースをFAとなった際は去就問題が越年し、日本でマーリンズへの入団会見が行われたのは翌15年1月29日だった。以降は早々とマーリンズ残留が決まっていたが、今季は再び長期化する可能性もある。イチローは来季をどのような形で迎えるのか。多くのファンがその動向に注目している。

（Full-Count編集部）