アストロズ打者がダルビッシュの“癖読み”完全否定「できたら最高だったけど」

滑るボール疑惑には「ピッチャーには影響していたと思う」

 滑るボール疑惑について質問されたブレグマンは「正直、僕には全然わからなかった」と野手の感覚を明かした。だが、打席では投手が感じた違和感にも気付いていたようで「レギュラーシーズンほどのいいスライダーをポストシーズンでは見ることがなかった。ピッチャーには影響していたと思う」と話した。

 さらに、スライダーを決め球にしていたダルビッシュに話が及び、聞き手に「球種を読んでいたという話もありますね」と質問されると、苦笑いを浮かべながら「僕たちは全然知らなかったんだ」と完全否定した。昨季レンジャーズでダルビッシュと同僚だったカルロス・ベルトラン外野手が、日本人右腕が変化球を投げる際に独特の動作をすることをつかんでいたという報道もあるが「分からなかったよ。それができたら最高だったけど」と話した。

 ダルビッシュが癖を読まれていたのか否か。今となっては真相は闇の中だが、アストロズ打線が2度にわたり、ダルビッシュを打ち込んだことは事実。来季以降に対戦することがあれば、何らかの対策を立てる必要はありそうだ。

(Full-Count編集部)

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