ツインズがダルビッシュ獲りも!? 米敏腕記者、LA残留は「見込みが薄い」
ドジャースはダルビッシュに「大金を投じることは考えづらい」
さらに、「ダルビッシュとアリエッタは間違いなくFA市場でのトップ2であり、両者共に9桁相当の契約を獲得することが予想される」とも言及。米メディアの中では、この2投手に対する評価は極めて高い。総額1億ドル(約113億円)を超える契約は確実となっており、ツインズが大物投手獲得に動くかは「まだ注視する必要がある」とも付け加えた。ツインズのサド・レヴィーンGMは、ダルビッシュ獲得時にレンジャーズでGM補佐を務めていた人物であり、人間関係があることも大きな材料になるとしている。
また、「ファンラグ・スポーツ」ではさらに、「ダルビッシュのドジャース復帰はなくなったわけではないが見込みは薄い」と題したヘイマン記者の記事も掲載。そこでは「現実問題として、ワールドシリーズでの不調が響いたダルビッシュに、ドジャースが他球団が提示するであろう1億ドル級の契約を提示する可能性は少ないだろう」と分析している。守護神ジャンセン、主砲ターナーという2人を大型契約で残留させたドジャースは「獲得から日が浅く、かつワールドシリーズ2先発で本領を発揮できなかった投手に大金を投じることは考えづらい」というのだ。ライバル球団の関係者の「(ダルビッシュがドジャースと再契約することは)ノーチャンスだ」というコメントも紹介している。
米メディアの予想では、ダルビッシュの移籍先として昨季世界一のカブスを推す声が多く、エンゼルス、マリナーズ、そして古巣レンジャーズといったア・リーグ西地区の球団の名前があがることも多い。FA市場で最大の注目を浴びる右腕は来季、どのユニホームを着てマウンドに上がるのか。各球団の綱引きはこれから本格化していくことになる。
(Full-Count編集部)