FA市場の先発投手「BIG2」ダルビッシュ&アリエッタ、獲得本命の3球団は?

今オフのFA市場で注目を集めるダルビッシュ有【写真:Getty Images】
今オフのFA市場で注目を集めるダルビッシュ有【写真:Getty Images】

MLB公式サイトが特集、注目のFA市場に「2人の素晴らしい右投手がいる」

 今オフのFA市場で、先発投手の「BIG2」とされているのが、ダルビッシュ有(ドジャースからFA)とジェイク・アリエッタ(カブスからFA)だ。野手を含めたFAランキングでも、ほぼ全てのメディアで2人が5位以内に入っている。ストーブリーグは大物から先に去就が決まっていくだけに、すでに注目度は高い。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では、「エースであるユウ・ダルビッシュとジェイク・アリエッタはこの冬どこへ」と題した記事を掲載。エースが必要か否か、予算があるかないか、という2つの軸で各球団を振り分け、フィットするチームを割り出している。

 記事では「今回のFAには、2人の素晴らしい右投手がいる。アリエッタとダルビッシュだ。両者ともに1億ドル(約113億5000万円)級の契約が予想されているが、両者が契約する可能性があるチームは一部被ってもいる」と指摘。ダークホースと本命をそれぞれ3チームずつ挙げている。

 ダークホースで挙げられたのは、ブルワーズ、エンゼルス、マリナーズの3球団。ブルワーズは決して予算規模の大きいチームではないが、今季は奮闘を見せ、来季以降は躍進が期待されている。

 そんなブルワーズについては「継ぎ接ぎの投手陣にも関わらず、ブルワーズは最終盤までワイルドカード争いを演じた。ダルビッシュ、もしくはアリエッタがブルワーズに加入することになれば、ザック・グリンキー以来となる真のエース級投手となるだろう」と指摘。打線にプリンス・フィルダー、ライアン・ブラウン、そしてブルペンには斎藤隆らを擁し、エースのグリンキーが16勝(6敗)を挙げて29年ぶりの地区優勝を飾った2011年以降、プレーオフから遠ざかっているブルワーズにとって、エース級の投手は確かに補強ポイントとなっている。

ダルビッシュの古巣レンジャーズはアリエッタの新天地「本命」?

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