FA市場の先発投手「BIG2」ダルビッシュ&アリエッタ、獲得本命の3球団は?

ダルビッシュの古巣レンジャーズはアリエッタの新天地「本命」?

 一方、エンゼルスについては「アリエッタ獲得の大穴」と分析。また、マリナーズは「2017年のマリナーズは実に40人の投手が登板することになった(うち2人は野手)。これは単年でのMLBタイ記録であった」と投手の補強は不可欠だとして、「ダルビッシュに関しての憶測が流れているが、この噂が実現するか否かは時のみぞ知るといったところだ」と言及している。

 そして、本命として挙げられたのがドジャース、レンジャーズ、カブスの3球団。まず、ダルビッシュがシーズン途中から在籍したドジャースについては「先発陣が充実しているドジャースだが(彼らのほとんどは何かしらの故障を抱えていたわけだが)、このチームは必要としている選手がいれば獲得に動けるだけのリソースを兼ね備えている」と分析。確かに、先発投手のコマは多いが、今季離脱がなかったのは前田、ウッドくらいしかいない。資金は潤沢なだけに、再契約に動く可能性はあるという。ワールドシリーズでは不調に終わったものの、記事では「ダルビッシュはドジャースでシャープだった」とも評価している。

 ダルビッシュの古巣レンジャーズについては、アリエッタのほうがフィットするとの見解だ。寸評では「ダルビッシュはテキサスに戻るのか? 可能性はあるが、正直なところアリエッタにとっての新天地の可能性の方が高いように感じる。彼はこのエリアの高校出身であり、異常なテキサスの夏にも耐性があるだろう」と分析。アリエッタの「本命」と言えそうだ。

 そして、アリエッタにとっての古巣となるカブスは、先発投手の補強が急務となっている状態。昨年の世界一球団については「現状で先発投手が4人しかおらず、金銭面でも余裕があることを考えれば、両者のうちどちらかを獲得することは理にかなっているであろう」と言及。カブスは他の米メディアでもダルビッシュ獲得の「本命」として名前が挙がることが多い。

 メジャー球団の強化責任者が一堂に会するGMミーティングは現地13日からフロリダ州オーランドで開催される。この2投手については、そこで何かしらの動きがあるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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