日ハム大谷の「自問自答」 すごい記録か、二刀流か…“唯一無二”の価値
メジャー挑戦を正式表明「やめようと思ったことはない」
メジャー挑戦が正式決定した日本ハム大谷翔平投手は、11月11日午前11時から日本記者クラブで記者会見を開いた。メジャーでの目標を聞かれ「一番の選手になりたいというのは普通では」と堂々と宣言、あらためて、二刀流でメジャーに挑む強い決意を示した。以下は会見の主な一問一答。
――今年のケガは大リーグ挑戦に影響を与えたか?
「心の片隅にいつか行きたいなという思いはあったが、明確に考えている余裕はなかった。昨年の優勝(日本一)が大きかった。ようやく達成感があって、ちょっとずつ行きたくなった。ケガで夢に対する希望が小さくなったことはない。(大リーグ挑戦を)やめようと思ったことはない」
――晴れてメジャーリーガーになって対戦したい打者や投手は? どういう楽しみがあるか?
「(自分は)実名を挙げていける選手じゃないと思っている。まずはそのレベルに上げていくこと。メジャーにあがっていないので、おこがましい部分はある」
――5年間二刀流をやって、それがますます強くなったのか。それともピッチャーで来てくれと言われたら?
「そういう(二刀流の)環境があるかないか、話を聞いてみないとわからない。まずは(二刀流に)挑戦できないと。気持ちだけではどうにもならない」
――ピッチャーと野手でワールドシリーズでチャンピオンになりたいか?
「世界一を目指す選手としてそこは是非経験したい」
――(自分で言う)不完全な状態でもメジャーに行く気持ちは?
「自分に対する興味みたいなもの」