平野、牧田、マイコラス、マーティン…レンジャーズが“NPB組”に熱視線!?

マイコラスはメジャー他球団との争奪戦も?

 このように指摘した上で、まずは元レンジャーズのマイルス・マイコラス(巨人)、そして海外FA権を行使してのメジャー挑戦を目指す涌井秀章投手(ロッテ)という2人の先発投手に言及。マイコラスについては、日本で奪三振数が飛躍的に伸びたことなどに触れ、「数字(日本での過去3年間に残した投手成績)を見る限りでは、レンジャーズのみが彼に興味を持っているチームとは言えないだろう」と複数球団の争奪戦になる可能性を指摘している。

 そして、補強が急務となっている救援投手では、日本ハム退団が発表されたクリス・マーティン投手、海外FA権行使を表明した平野佳寿投手、西武からポスティングシステムでメジャー挑戦する牧田和久投手も注目株だという。

 マーティンについては「剛速球を投げる」と紹介し、「2017年シーズンにセットアッパーにシフトしていたが、2016年シーズンにはクローザーを務めていた。日本での通算防御率は1.12である」と圧巻の成績を紹介。2人の日本人投手についても「マキタはクローザーではないが、彼の持つ才能やユニークな角度から投げるフォームで、過去2シーズンの防御率(1.60と2.30)を収めた」「ヒラノは奪三振アーティストの側面が強いが、マキタは過去2シーズンで78奪三振だ」と特徴に言及。そして、「レンジャーズはリリーバーの獲得を目指すうえで、(選手の)これまでの全てのキャリア成績を集めている」としている。

 過去に多くのNPB出身投手が所属し、活躍してきたレンジャーズ。ダニエルズGMは「チームに貢献できる人材を探している。柔軟に物事を見て、全てのエリアに目を向けるだろう」と話したという。再び日本からの補強に動く可能性は十分にありそうだ。

(Full-Count編集部)

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