イチロー&プホルスの新人王コンビは“歴代2位”「引退5年後に軽々殿堂入り」

イチロー&プホルスは「今世紀最も偉大な右と左の打者」

 1位は、1967年、通算311勝のトム・シーバー(NL)&通算3053安打のロッド・カルー(AL)という殿堂入りコンビ。そして、今季も現役としてプレーした2人が2位に入っている。2001年デビューのイチロー(当時マリナーズ)とプホルス(当時カージナルス)だ。寸評では「間違いなく、今世紀最も偉大な右と左の打者としてプホルスとイチローが即座に挙がるだろう」として、以下のように称賛している。

「スズキはア・リーグで2人目のルーキーシーズンにMVPを獲得した選手であり、同時に、プホルスは37本塁打130打点でシーズンを終え、ナ・リーグのMVP投票で4位となった。スズキはNPBでキャリアを重ね、27歳にデビューした。にもかかわらずメジャー3080安打まで到達した。その間、プホルスは611本塁打を放った。どちらも引退から5年後にはクーパーズタウン入りを軽々と果たすだろう」

 メジャーでは、引退から5年後に野球殿堂入りの資格が発生するが、1年目の投票での選出は球史に残るスーパースターの証とされている。イチローとプホルスは、ともにこれが確実と言われている。

 なお、ランキングでは3位が1956年のフランク・ロビンソン&ルイス・アパリシオ、4位が1977年のアンドレ・ドーソン&エディ・マレーと続き、5位は2012年のブライス・ハーパー&マイク・トラウトと、現在のメジャーを牽引する若きスーパースターコンビが入った。

 新人記録を塗り替えたジャッジとベリンジャーは、偉大な先輩たちを越える選手になれるのか。来年以降の活躍にも期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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