イチロー&プホルスの新人王コンビは“歴代2位”「引退5年後に軽々殿堂入り」

2001年には新人王とMVPを同時受賞したイチロー【写真:Getty Images】
2001年には新人王とMVPを同時受賞したイチロー【写真:Getty Images】

ジャッジ&ベリンジャーが新人王選出、米紙が歴代“同期新人王ランキング”を発表

 2017年のメジャーリーグの新人王には、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、ドジャースのコディ・ベリンジャー内野手と2人の大砲が選出された。ともに満票での受賞は史上4度目の快挙。本塁打の新人記録を塗り替えた2人だけに、満票も妥当な結果と言えそうだ。

 では、歴代の最強“新人王コンビ”は誰と誰なのか。米全国紙「USAトゥデー」は「ルーキーイヤー:アーロン・ジャッジとコーディー・ベリンジャー組は歴代の偉大な新人ペアのどの域に達するのだろうか」と題した特集記事を掲載。歴代の両リーグ「同期新人王」トップ5を選出しており、2位にともに有資格1年目での米国野球殿堂入りが確実と言われるイチロー外野手(マーリンズからFA)とアルバート・プホルス内野手(現エンゼルス)の“2001年組”が入っている。

 ジャッジは今季、リーグトップの52本塁打に加え、打率.284、114打点をマーク。一方、ベリンジャーは4月下旬のデビューながら39本塁打を放ち、打率.267、97打点を記録。ジャッジはマーク・マグワイアの49本塁打を超えて新人最多記録を打ち立て、ベリンジャーはナ・リーグ新人本塁打記録を塗り替えた。

 まさにルーキーが歴史的な活躍を見せた1年となったが、記事では「この2人の新人ペアは過去の新人ペアのどこにランクインすることになるのだろうか」と言及。「新人王は卓越した選手を予言する。そこで、私たちは歴代の5組の偉大な新人ペアを紹介する」として、過去の「同期新人王」コンビのトップ5を選出している。

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