Rソックスも大谷争奪戦「正式に」参戦 地元メディア「最も魅力ある有望株」

去就が注目される大谷翔平【写真:田口有史】
去就が注目される大谷翔平【写真:田口有史】

マリナーズやブルージェイズはGMが争奪戦参戦を“表明”

 日本ハムからポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦に踏み切ることを表明した大谷翔平投手について、レッドソックスも争奪戦に参戦することが「正式に」決まったと地元メディアが報じた。過去に多くの日本人投手が在籍してきた強豪球団は、環境面でもプラス要素が多いとしている。

 日本ハムと大谷本人が意思を表明したとはいえ、遅れている新ポスティングシステムの締結が条件となるため、まだメジャー移籍が正式に決まったわけではない。米メディアで「本命」とされるヤンキースやレンジャーズは、日本ハム所属の大谷についての言及を避けているが、一方でマリナーズやブルージェイズのGMは争奪戦に加わることを“表明”。そして、レッドソックスも正式に大谷獲りを決めたと、地元紙「ボストン・ヘラルド」のニック・カファルド記者が伝えた。

 これを受け、地元メディア「CBSボストン」は「『ボストン・グローブ』のニック・カファルドによると、火曜日に、レッドソックスはオオタニ獲得に向けて正式に動くことになると伝えられ、それはつまりポスティング費用の2000万ドル(約22億7000万円)を払うことがまず求められるということだ」と指摘している。

 記事では、大谷が周りとは異なる特別なスキルを持ったプロスペクトで、投打のどちらかでエリートになるチャンスがあるとスカウトが述べていることを紹介。投手としては、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)やジャスティン・バーランダー(アストロズ)と類似点があると分析している。どちらも剛速球でしられる右腕だ。また、打撃でも「プラスのパワーがある」と評価している。

「最も特別なスキルの組み合わせ」を持つ大谷

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