37年ぶり連覇に貢献した広島の助っ人たち 気になる来季の顔ぶれは?

来日6年目のエルドレッドは27本塁打、バティスタ、メヒアはカープアカデミー出身

 一方の野手陣。すっかりおなじみとなったエルドレッドは27本塁打、78打点をマーク。昨季の数字を大きく上回った。特に得点圏では.326と勝負強さを誇った。来季で来日7年目。2年契約が切れるが、さらなる契約延長を勝ち取るほどの活躍ができるか。

 今季から加入したペーニャは内野のユーティリティープレーヤーとして期待されたが、肝心の打撃でアピールできず。22試合の出場で、打率.216、本塁打は0に終わり、退団が決まった。

 将来が楽しみな異色の外国人が、20台半ばのバティスタとメヒアだ。共にドミニカ共和国のカープアカデミー出身で今季途中で支配下登録された。6月に1軍に昇格したバティスタは初打席から代打での2打席連続アーチなど鮮烈なデビュー。終盤はクリーンアップに座り、打率.256、11本塁打をマークした。

 ファームで打ちまくっていたメヒアも7月に支配下に上がると、9月に初安打を記録。2人とも支配下契約時に6年契約を結んでおり、球団も長期的なプランで育成していく方針のようだ。

 来季も広島でプレーすることが決まっているのは投手ではジョンソンだけ。野手ではエルドレッドとバティスタ、メヒアの3選手。ファンの人気も高いジャクソンは米球界復帰の可能性も浮上しており、去就は流動的な状況。球団初の3連覇へ向けて、2018年の助っ人のラインナップはどうなるだろうか。

(Full-Count編集部)

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