ロッテが来年5月に富山で13年ぶり試合開催、凱旋・石川「いつかは地元で」
来年5月15日に富山市民球場でオリックスと対戦
ロッテは22日、2018年5月15日に富山市民球場アルペンスタジアムで、オリックスを迎えて主催試合を開催すると発表した。本拠地ZOZOマリンスタジアム以外でのホームゲーム開催は、2016年7月12日の東京ドーム(ソフトバンク戦)以来。富山でのホームゲーム開催は2005年7月27日の西武戦(1-5で敗れる)以来となる。試合はナイターの予定だ。
山室晋也球団社長は「この度、13年ぶりに富山開催が決定し大変嬉しく思っています。特に富山出身の石川選手、西野選手はこの凱旋の機会を格別の想いで受け止めております。マリーンズ一同、富山の皆様にお会いできますことを楽しみにしております」とコメント。
富山県魚津市出身の石川歩投手は、県立滑川高から中部大、東京ガスを経て、2013年ドラフト1位でロッテ入りした。石川は「いつか地元でホームゲームを開催してもらいたいとずっと思っていましたので、実現をしていただき嬉しく思っています。自分も子供の時、何度か富山でプロ野球を見たことがあります。やはりその時の思い出は鮮明で、今もはっきりと覚えています。当日、投げる機会があるかどうかは分かりませんが、多くの地元の方、知人、家族の前で投げたいという想いがあります。とても楽しみです」と喜びの声を寄せた。
富山県高岡市出身の西野勇士投手は、県立新湊高から2008年育成ドラフト5位でロッテ入りし、2012年オフに支配下登録された。西野は「富山での試合開催、とても楽しみです。僕も小さい時に、富山でプロ野球を間近で見る機会が何度かありました。そして、プロ野球選手になりたいという夢をもらいました。今度は自分がその舞台に立つことで、いつも応援をしてくださる地元の方々に元気を与えられるような投球を見せたいですし、子供たちには夢を感じてもらえるように頑張りたいです。当日は選手のプレーはもちろん、応援の迫力など、色々なものを感じてもらえたら嬉しいです。地元富山の石川選手や私だけではなく選手全員、富山での主催試合を楽しみにしていますのでぜひ応援に来てください」と、地元ファンに呼び掛けた。
(Full-Count編集部)