大谷翔平、新ポスティング合意に言及せず イベント配慮「答えるつもりない」
早ければ2日にもポスティング可能、年内に移籍先決定も
日本ハムの大谷翔平投手が22日、応援大使を務める北海道月形町を訪問した。今オフにポスティングシステムを利用したメジャー移籍を希望する大谷は、新制度が基本合意に達したという報道を受け、「今日は月形に関してのこと(行事)なので、特にそういった質問に答えるつもりないので」と話した。
米国東部時間21日午後8時(日本時間22日午前10時)を期限に、MLB、NPB、MLB選手会の3者が協議を重ねていた新ポスティング制度が基本合意に達したと、複数の米メディアが報じた。今後10日間のうちにMLBオーナーの承認が取れれば、大谷は早くて12月1日(同2日)にもポスティング可能、年内にも移籍先が決定する。大谷が抱く夢の実現に向けて、状況がまた一歩前進した。
月形小学校で児童と触れ合った後、囲み取材に応じた大谷に、新ポスティング制度合意に関する質問が飛んだが「今日は月形に関してのこと(行事)なので、特にそういった質問に答えるつもりないので」と話すにとどまった。
この後にはトークショーが予定されており、「1年間応援大使をして感謝の気持ちと、また(この後)トークショーがあるので(町民の皆さんに)楽しんでいただきたいと思います」と、応援してくれた月形町民とのふれあいを楽しみにした。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)