思い描く広島・加藤との対決、楽天ドラ2岩見の加入に梨田監督「心強く思う」

新入団選手発表会見に出席した楽天・岩見雅紀【写真:高橋昌江】
新入団選手発表会見に出席した楽天・岩見雅紀【写真:高橋昌江】

東京六大学歴代3位の21発・楽天ドラ2岩見、「Aロッドに負けない活躍」宣言

 楽天の新入団選手発表会見が22日、仙台市内のホテルで行われた。東京六大学リーグで歴代3位の通算21本塁打を放ったドラフト2位指名の岩見雅紀(慶大)は、背番号が「13」に決まり、改めて「新人王」を目標に立てた。

 ひな壇で梨田昌孝監督の右隣に座った岩見は「これからプロ野球選手としてやっていくという責任と自覚を感じています」と表情を引き締めた。背番号は「13」に決定。「13番は大学時代から付けさせていただいているので、非常に感謝しています。また、ずっとA・ロッド選手が好きだと公言していますが、負けないくらい活躍できるように頑張っていきたいと思います」。米大リーグで歴代4位の通算696本塁打を放った、憧れのアレックス・ロドリゲス(元ヤンキース)と同じ背番号をプロでも背負えることになり、気合いも入る。

 東京六大学リーグでは、今秋のリーグ戦で史上初となる5試合連続弾を放つなど、歴代3位となる21本塁打をマークした長距離砲。楽天が待ちわびていた和製大砲として大きな期待がかかる。

「(監督就任)1年目のドラフトはほとんどが野手。2年目がピッチャー中心。今回はバランスよく、ピッチャーと野手、それに大砲が入ってくれまして心強く思います」と梨田監督。岩見も「僕のアピールポイントはバッティングとパワー」と強調し、「すべてのプレーにおいて全力で取り組みたいと思っている」と意気込んだ。

思い描く広島・加藤との対決「日本シリーズで対戦できたら」

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