3位から日本S進出、DeNAの戦力整理 元開幕投手は引退、ドラ1が複数戦力外

代打の切り札・下園は引退、2009年ドラ1松本は戦力外

◯大原慎司(引退)
 プロ7年目。通算243試合に登板し、10勝3敗55ホールド2セーブ、防御率3.26。明秀日立高、常磐大、TDKを経て、2010年ドラフト5位で横浜(現DeNA)に入団。1年目の2011年から左の中継ぎとして重宝され、いきなり71試合に登板。4勝1敗11ホールドの成績を残した。2012年は登板数を減らしたが、2013年、2014年と2年連続で40試合以上に登板し、10ホールド以上を記録。2015年から登板機会が減り、今季はプロ入り後初の1軍登板なしで終わり、引退となった。

◯山崎憲晴(戦力外)
 プロ9年目。412試合783打数171安打6本塁打56打点、打率.218。埼玉栄高から横浜商科大を経て、2008年ドラフト3位で横浜(現DeNA)入り。新人開幕スタメンを果たし、いきなり3安打猛打賞デビュー。主に代走や守備固めでの起用が多かったが、2013年には115試合に出場。2014年は遊撃手レギュラーに定着し、115試合に出場した。この年の374打席がキャリア最多だった。2015年以降は白崎や倉本の台頭により出番が減少。昨季、今季と2年連続1軍出場なしに終わり、戦力外通告を受けた。

◯下園辰哉(戦力外、引退)
 プロ11年目。656試合1419打数373安打16本塁打110打点、打率.263。宮崎日大高、九州国際大と進み、2006年の大学生・社会人ドラフト4位で横浜(現DeNA)入り。1年目に1軍デビューを果たすと、3年目の2009年に出番を大幅に増やして81試合に出場。2010年にはレギュラーを掴んで131試合に出場。規定打席にも到達し、打率.286の好成績だった。2011年は85試合、2012年は90試合に出たものの、その後は代打起用が中心となり、2017年はわずか8試合出場。戦力外となり、現役引退を発表した。

◯松本啓二朗(戦力外)
 プロ9年目。302試合506打数119安打7本塁打45打点、打率.235。千葉経大附属高から早稲田大を経て、2009年ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団。1年目の開幕戦でいきなりスタメン起用され、2年目はファームで打率3割超を記録。2013年に72試合に出場して38安打を放ったが、結果的にこれがキャリアハイ。昨季は11試合、今季も13試合出場に終わり、戦力外となった。

水野はプロ入り1年で育成選手に、外国人3人が自由契約

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