日ハム大谷、栗山監督に「ケジメ」の挨拶「監督室で話すのは最後になるので」
“最後”のファンフェス満喫、栗山監督はしみじみ「本当に来年は翔平抜きで…」
日本ハムの大谷翔平投手が26日、札幌ドームで行われたファンフェスティバルに参加した。すでにポスティングによるメジャー移籍を表明しており、最後となる日本ハムファンとの交流を楽しんだ。
アクション伝言対決では、ステージ上でマイケル・ジャクソンを表現するためにムーンウォークを披露。長い手足を滑らかに動かして、拍手喝采を浴びた。司会を務めた森本稀哲氏からのアンクールリクエストにも応えるサービスぶり。サイン会やハイタッチで直接ファンと触れ合い「短い時間でしたけど、楽しかったです」と笑顔を見せた。
プロ5年間を過ごした札幌ドームを訪れるのはこの日が最後。「ほとんど札幌ドームと寮との行き来しかなかったので、かなり愛着、思い出があります。忘れることはないと思います」と本拠地への思いを語った。
この日、監督室を訪ねて栗山英樹監督に挨拶もしたという。「監督室で話すのは最後になるのでケジメとして」とサラリと説明した大谷。栗山監督は「あいつはそういうことをするタイプじゃないのでいろんなことを感じた。本当に、来年は翔平抜きで戦わないといけないんだな」としみじみと話した。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)