CS逃したオリックスの戦力整備 6選手戦力外、農家への転身者も
塚田はプロ入り2年で非情通告、佐野は野手転向へ
◯高木伴
プロ3年目。通算11試合登板、0勝0敗0ホールド0セーブ、防御率6.89。市立川口高、東農大、NTT東日本を経て、2014年のドラフト4位で入団。即戦力ルーキーとしてキャンプでA組に抜擢されると、開幕1軍こそ逃したが、4月下旬に1軍デビュー。1年目に7試合に登板したが、2年目は4試合、今季は1軍登板無しだった。
◯八木亮祐
プロ9年目。通算56試合登板、11勝22敗2ホールド0セーブ、防御率4.25。2008年のドラフト2位で享栄高からヤクルト入り。プロ入り後3年間は1軍登板は無かったが、2012年にプロ初勝利をマーク。2013年にはローテに入り、26試合に先発した。2016年途中にトレードでオリックスへ。移籍後の1軍登板は2016年の1試合だけだった。
◯塚田貴之
プロ2年目。1軍登板なし。白鴎大足利高から白鴎大を経て、2015年に育成ドラフト1巡目でオリックスに入団。1年目からウエスタンリーグで好投を続け、早々と4月に支配下契約を勝ち取った。だが、2016年、2017年と1軍昇格はなく、わずか2年で戦力外を通告された。
◯佐野皓大
プロ3年目。1軍登板なし。2014年のドラフト3位で大分高からオリックスに入団。高い期待を背負ってプロ入りしたものの、ウエスタンリーグでの結果も3年間振るわず、野手への転向を決意。支配下契約は解除となったが、育成選手として再スタートを切る予定だ。
◯モレル(引退)
NPB2年目。132試合406打数102安打9本塁打49打点、打率.251。ホワイトソックス、パイレーツ、アスレチックス傘下3Aなどを経て、2016年にオリックスへ。1年目は94試合に出場。打率.244、8本塁打の成績ながら残留を果たしたが、今季は右手第2指の骨折や新外国人のマレーロの台頭もあり、38試合の出場にとどまった。今季限りで現役を引退し、カリフォルニア州で家業のぶどう農園を継ぎ、農家へと転身する意向を示している。
(Full-Count編集部)