ドラフトでの“的確補強”こそ躍進の原動力 DeNA過去10年のドラフト査定

2012年は豊作、13年のドラ1柿田は今オフ戦力外に

◯2011年
1位・北方悠誠 投 唐津商業高(1軍出場なし)ソフトバンクへ
2位・高城俊人 捕 九州国際大学付属高・284試98安1本30点 0盗 打率.174※
3位・渡邊雄貴 内 関西高(1軍出場なし)
4位・桑原将志 内 福知山成美高・397試349安26本119点 34盗 打率.265※
5位・乙坂智 外 横浜高・196試72安7本22点 5盗 打率.237※
6位・佐村トラヴィス幹久 投 浦添商業高(1軍出場なし)
7位・松井飛雄馬 内 三菱重工広島・83試31安2本11点 1盗 打率.189※
8位・古村徹 投 茅ヶ崎西浜高(1軍出場なし)
9位・伊藤拓郎 投 帝京高・0勝0敗0S1H 防御率0.00
育1位・冨田康祐 投 香川オリーブガイナーズ・0勝0敗0S0H 防御率27.00
育2位・西森将司 捕 香川オリーブガイナーズ・35試2安0本1点 1盗 打率.061※

 1位の北方は快速球投手だったが、登板機会がないまま引退。2位の高城は、今年のCSではしぶとい打撃を見せた。4位の桑原は外野手に登録変更し、今季はリードオフマンとして活躍。5位の乙坂もいいところで代打に起用された。

◯2012年
1位・白崎浩之 内 駒澤大学・355試158安13本37点 6盗 打率.219※
2位・三嶋一輝 投 法政大学・13勝18敗0S1H 防御率4.90※
3位・井納翔一 投 NTT東日本・34勝45敗0S2H 防御率3.89※
4位・赤堀大智 外 セガサミー・6試1安0本1点 0盗 打率.125
5位・安部建輝 投 NTT西日本・0勝1敗0S0H 防御率4.20
6位・宮崎敏郎 内 セガサミー・325試302安29本113点 0盗 打率.302※
育1位・今井金太 投 広島国際学院高(1軍出場なし)

 この年は豊作。1位の白崎は今季、ポジションを失ったものの、日本シリーズで本塁打を打って気を吐いた。2位の三嶋は今季から救援へ。3位の井納は先発の柱として活躍中。そして6位の宮崎は開幕直後に一時離脱はあったものの、首位打者を獲得。完全に主軸選手になった。

◯2013年
1位・柿田裕太 投 日本生命(1軍出場なし)※17年戦力外
2位・平田真吾 投 Honda熊本・0勝3敗0S5H 防御率4.68※
3位・嶺井博希 捕 亜細亜大学・147試82安8本44点 0盗 打率.246※
4位・三上朋也 投 JX-ENEOS・7勝12敗23S85H 防御率2.96※
5位・関根大気 外 東邦高・157試58安1本18点 13盗 打率.212※
6位・山下峻 投 松本大学(1軍出場なし)
育1位・砂田毅樹 投 明桜高・6勝9敗0S25H 防御率3.64※
育2位・萬谷康平 投 ミキハウスREDS・2勝1敗0S4H 防御率3.21

 1位の柿田は今年戦力外になり、トライアウトにも出場。3位の嶺井は2番手捕手。4位の三上はセットアッパーとして活躍している。育成の砂田も今季セットアッパーとして売り出した。

2014年は大当たり、2015年も左のエースと正捕手が加入

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY